購買部協会指数とは、「Purchasing Manager’s Index」のことで、略してPMI、または購買担当者景気指数と呼ばれます。
製造業やサービス業で原材料や部品などの仕入れを担当している購買担当者へアンケートや聞き取り調査を実施し、そこから得たデータを数値化したものです。
アンケートの内容は生産や新規受注、受注残、雇用、価格、購買数量など多岐にわたり、企業の景況感を示す景気指標のひとつです。
50を判断の分かれ目として、50を上回る水準が続くと景気が拡大しているとされ、反対にこれを下回る水準が一定の期間続くと景気減速を示すとされています。
日本では、日本資材管理協会がデータを取りまとめ、英国の調査会社であるマーケットエコノミック社が月次レポートを作成し、購買部協会指数を公表しており、世界的には米供給管理協会(ISM)が公表している購買部協会指数が、最も早く公表される指標として注目されています。
世界経済で中国が台頭するようになってからは中国の指標結果が注目されるようになっています。
中国には購買部協会指数が2種類あり、調査対象の企業数や企業の規模の比率が異なります。
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