読み方 | コウリウリアゲダカ・こうりうりあげだか |
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小売売上高とは、米商務省が百貨店やスーパーマーケット等の小売業・サービス業の売上高を集計した景気関連の経済指標をいいます。
毎月第2週の、米国夏時間の期間は日本時間21時30分、冬時間の期間は日本時間22時30分に、前月の統計が発表されています。
百貨店や総合スーパーなど約13,300の小売業者を対象にしたアンケート調査で実施され、その結果をまとめたものが発表されます。
米国は世界一の消費大国であり、米国の個人消費はGDPの70%を占めるとされ、この数字は他の先進国より高い傾向にあります。
このため、個人消費の動向が米国経済に与える影響が非常に大きいことから、注目度の高い指標となっており、特に年末のクリスマス商戦の結果を確認するため、1月に発表される数値は注目を集めています。
連動している他の指標には、雇用統計や消費者信頼感指数などがあります。
対象となっている小売業の商品は、食品や工業原料などの非耐久財と、自動車や電化製品などの耐久財に分けることができます。
小売売上高の全体の中で自動車が大きな割合を占めているため、自動車売上高を除いた小売売上高も存在します。
小売売上高は、米国だけでなく、日本も含めて各国で発表されており、個人消費の動向を把握する上で欠かせない情報となっています。
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