読み方 | ジキモノカワセサキモノトリヒキ・じきものかわせさきものとりひき |
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同意語 |
直物為替先物取引とは、外貨の受け渡しを行わず、取引レートと決済レートの差額を米ドルなどの主要通貨で決済する外国為替先物取引のことです。
元本を直接取引するのではなく、あらかじめ決められた取引価格と決済時の実勢価格との差額を決済します。
「Non-Deliverable Forward」の略称で、NDF取引とも呼ばれています。
通貨自体の流通量が制限されていたり、取引量が極端に少ない新興国通貨を対象とした取引に多く見られ、為替ヘッジを行う場合、その通貨自体での取引が難しいことから、直物為替先物取引が利用されています。
また、新興国通貨などを対象とする通貨選択型の投資信託でも、為替リスクヘッジ手段として直物為替先物取引を活用している場合もあります。
主な直物為替先物通貨としては、ルピー(インド)、人民元(中国)、台湾ドル(台湾)、レアル(ブラジル)、ウォン(韓国)等があります。
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