通貨バスケット

読み方

ツウカバスケット・つうかばすけっと

通貨バスケットとは、固定相場制の一種で、複数の通貨を一定水準に固定する制度のことをいいます。
通貨バスケット制や通貨バスケット制度と呼ばれることも多くあります。

為替相場制度は変動相場制か固定相場制に大きく分けられます。

例えば米ドルと円の場合、かつては1米ドル=360円と固定されていましたが(固定相場制)、現在はドルに対する円の価値は刻々と変化します(変動相場制)。

単一通貨固定相場制度では自国通貨の価値が単一の通貨に固定されますが、通貨バスケット制では複合通貨の通貨バスケットに対し固定されるため、特定の通貨が急激に変動しても大打撃を受けることなく、為替相場が安定しやすいというメリットがあります。

外貨の構成比率は、貿易量などによって比重を決め、加重平均して算出するのが一般的です。

中国政府は人民元に対し、通貨バスケット制を参考にした管理フロート制を採用しています。

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