AML

読み方

えーえむえる・エーエムエル

同意語

アンチマネーロンダリング

対義語

マネーロンダリング

AMLとは、アンチマネーロンダリング(Anti-Money Laundering)の略称です。

マネーロンダリング(Money Laundering)とは資金洗浄のことで、麻薬取引、脱税、粉飾決算などの犯罪によって得られた資金(汚れたお金)を、架空名義または他人名義の金融機関口座などを利用して、転々と送金を繰り返したり、株や債券の購入や寄付を行ったりし、資金の出所がわからないようにする手法です。

AMLは各金融機関が資金洗浄を防止し、対策することをいいます。
不自然な取引、振り込め詐欺などの不正口座取引、反社会的勢力やテロ資金、融資詐欺の排除など、広範囲にわたります。

各金融機関は対策として、口座開設時の審査(本人確認、取引目的、入金予定額等)を厳重にし、口座開設後の取引で不正な行為がおこなわれていないか確認をおこないます。

日本では2007年1月4日から、本人確認法(金融機関等による顧客の本人確認及び預金口座等の不正利用の防止に関する法律)が一部改正され、現金でのATM振込み限度額が10万円に引き下げられました。

これにより、10万円を超える現金での振込みを行う際には、窓口にて本人確認書類を提示することが義務付けられるようになりました。

FXにおいてAMLが問題になるのは、出金のタイミングです。

海外のFX業者では入金したときと同じ方法でしか出金できないことが多く、入金に使用したクレジットカードや口座を出金前に解約することがないよう注意が必要です。

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