LIBORとは、「London Interbank Offered Rate」の略称で、インターコンチネンタル取引所（ICE）が計算し公表する、ロンドン市場での銀行間平均貸手金利をいいます。

ロンドン銀行間取引金利とも呼ばれており、毎営業日のロンドン時間の午前11時に、英国銀行協会が発表しています。

対象通貨は米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフランで、翌日物から12カ月物など、7期間の対銀行貸出金利（平均値）が公表されています。

資金調達コストである金利は、LIBORに上乗せされた金利が適用されることが一般的で、短期金利の指標としても注目度の高いものとなっています。

LIBORを基準金利として使用しているマーケットの規模は360兆ドルともいわれています。

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