国際決済銀行

読み方

コクサイケッサイギンコウ・こくさいけっさいぎんこう

同意語

BIS

国際決済銀行とは、1930年にスイスのバーゼルに設立された、主要国の中央銀行により出資された国際的な金融機関で、BIS(Bank of International Settlements)とも呼ばれています。

各国の中央銀行間での国際金融問題に関する協議は国際決済銀行で行われており、世界の経済・金融問題などについて意見交換する国際決済銀行の中央銀行総裁会議は隔月で開催されています。

2022年6月末時点で63か国・地域の中央銀行が加盟しており、日本銀行は、1994年9月から理事会のメンバーとなっています。

元々は、ドイツの第一次世界大戦の賠償支払いに関する事務処理をするために発足しましたが、第二次世界大戦後から現在は、中央銀行間の政策協力の促進や預金受け入れなど多様な業務を行っています。

6月頃に公表される年次報告書は世界経済の動向を知る資料として注目されています。

近年では常設事務局の1つであるバーゼル銀行監督委員会によって、国際業務を行っている銀行の自己資本比率に基準を設ける、流動性比率の国際統一基準である「バーゼル合意(BIS規制)」が策定されました。

国際決済銀行は国際的な金融システムの安定化において重要な役割を果たしていると言えます。

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