協調介入

読み方

キョウチョウカイニュウ・きょうちょうかいにゅう

協調介入とは、外国為替相場の動きが不安定である場合などに2カ国以上の通貨当局が合意のうえ、それぞれの市場で同時期に為替介入を行うことです。

為替市場に過剰に流通している通貨を購入し、不足している通貨を売りに出すことにより、バランスの取れた、安定した為替相場にすることを目的としています。

協調介入は数か国で同時に為替市場に介入するため、単独介入より金額の規模も効果も大きく、中期的な影響を及ぼすこともあります。

協調介入を実施する場合には当事国による事前の打ち合わせが必要で、G7やG8などの国際会議や財務大臣会合で秘密裏に話し合われます。

また、外国為替市場への影響力を強めるために、同時に金融政策なども協調して行われる場合もあります。

当社の「FX用語解説集」に掲載の情報は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
なお、この情報は、編集時点で当社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社(FX-Selection)が独自に制作したものであり、当サイトに掲載されているデーターの無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、当社までご連絡ください。

関連記事

  1. 全米先物協会

  2. 住宅ローン担保証券

  3. スイス購買部協会景気指数

  4. アベレージ・コスト

  5. Unemployment Rate

  6. 口先介入

PAGE TOP