cTraderとは、2011年にロンドンの「Spotware System」という会社が開発した、ECN方式に特化しているプラットフォームです。

NDD方式の業者には、STP、ECNと言う2通りの取引方法があり、ECNでは投資家の注文をオークション方式でマッチングさせる仕組みになっています。
そのため、取引の透明性が高く、より安全かつ公平に取引できることで知られています。

また、ポジションの同時決済ができることもcTraderの魅力のひとつです。
MT4の場合はポジションが一つずつ決済されていくため、決済時にタイムラグが生じてしまいます。

自動売買メインのトレーダーにはインジケーターやEAの種類が多いのでMT4が選択肢から外せませんが、オリジナルのEAなどを使用せず、取引制限がないため、スキャルピングなどの超短期の取引や裁量トレード中心であればcTraderを選ぶなど、使い分けができます。

他のメリットとしては、インターバンク市場に直接注文が流れるcTraderではリクオート（約定拒否）がないため、約定したい価格で取引が成立がします。

そして、cTraderの約定スピードは0.001秒単位で記録されていますのでとても速く、１lotほどの小口注文であればタイムラグなしで約定します。

また、インターバンクレートから直接取り入れるため、スプレッドは0.0 pips～を実現しています。

cTraderのデメリットとしては、自動売買がやりづらい、使えるFX業者が少ないなどが挙げられます。

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