経常収支とは、国際収支のうち、金融資産に関係する取引を除いた、財やサービスの取引にかかわる収支の合計をさします。

輸出額と輸入額の差、外国人旅行者などが日本で支出した金額と日本からの海外旅行者が現地で支出した金額の差額である「貿易・サービス収支」、海外からの利子、配当金などの「第一次所得収支」、政府開発援助（ODA）のうち医薬品などの現物援助などの「第二次所得収支」から構成されています。

経常収支は外国、自国の所得水準や価格、為替レートなどに依存して決まり、「経常黒字」は輸入額よりも輸出額が多いことを表します。

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