ECB理事会

読み方

イーシービーリジカイ・いーしーびーりじかい

ECB理事会とは、ユーロ圏の統一的な金融政策を担う欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関をいいます。

役員会メンバー6名(総裁、副総裁、理事4名)とユーロ圏の中銀総裁19名の計25名で構成され、原則として月に2回、ドイツのフランクフルトのECB本部で定例会合を開きます。

通常、第1回目の会合では政策金利の見直しや金融市場の安定策などを話し合い、第2回目の会合では金融政策以外が討議されます。

米国や日本とは異なり、議事要旨が公開されないため、第1回目の会合終了後のECB総裁の記者会見はマーケットでも注目されています。

一般に金融政策面で最重要目標に掲げているのはユーロ圏の消費者物価の安定で、米国のFOMC(連邦公開市場委員会)や日本の日銀政策委員会に比べて金融緩和には慎重とされています。

また、組織面では本理事会の政策判断への政府介入が法律で禁じられるなど、高い独立性が保たれています。

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