読み方 | チュウコジュウタクハンバイケンスウ・ちゅうこじゅうたくはんばいけんすう |
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中古住宅販売件数とは、全米不動産業者協会(NAR)が米国内でひと月に販売された集合住宅を含む中古住宅の販売成立件数を集計して、4つの地域別(北東部、中西部、南部、西部)や住宅の種類別の前月分の値を毎月25日に発表している指標です。
中古住宅販売件数は所有権が移転した段階で集計するため、契約段階で集計する中古住宅販売成約指数や新築住宅販売件数とは1、2ヵ月ほどの時差があります。
住宅需要は景気動向と密接な関連性を持つため、新築住宅販売件数と同じく注目されていますが、中古住宅販売は新築住宅販売よりも約6倍と規模が大きく、個人消費の動向を反映するなど景気変動に対する先行性が高いため、市場での注目度がより高いものとなっています。
季節ごとのばらつきが大きいため、調整をかけたうえで年率換算して発表されます。
また、所得状況やローン金利動向などに影響を受けやすく、特に金利上昇期には将来的なローン金利上昇を見込んだ駆け込み需要が増加することもあります。
サブプライムローン問題が表面化した2007年末ごろから景気の判断材料として注目を集めはじめ、発表後にドル相場が大きく動くことも少なくありません。
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