国際通貨基金

読み方

コクサイツウカキキン・こくさいつうかききん

同意語

IMF

国際通貨基金とは、第二次世界大戦後に国際経済の安定を目指して設立された国連の専門機関を指します。
「International Monetary Fund」の略であるIMFとも呼ばれています。

1944年(昭和19年)7月の、ブレトン・ウッズ会議(米国ニュー・ハンプシャー州ブレトン・ウッズで開催された連合国国際通貨金融会議)で創立が決定し、同会議で調印された「国際通貨基金協定(IMF協定)」により、1947年(昭和22年)3月に始業しました。

2020年(令和2年)10月末現在の加盟国は190か国で、日本は1952年8月に加盟しました。

国際通貨基金の主な目的は、

(1)国際貿易の促進
(2)加盟国の高水準の雇用と国民所得の増大
(3)為替の安定

で、加盟国の為替政策の監視(サーベイランス)や、国際収支が著しく悪化した加盟国に対して融資を実施することなど、となっています。

主な会合には、年1回秋に開催される年次総会と呼ばれる世界銀行と合同の総務会、原則年2回開催される国際通貨金融委員会(IMFC、International Monetary and Financial Committee)などがあり、日本銀行からも総裁が出席しています。

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