読み方 | リコノミクス・りこのみくす |
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同意語 |
李コノミクスとは、2013年3月に就任した中華人民共和国(中国)の李克強(り・こくきょう)首相の名前「李」と「エコノミクス(経済学)」を合わせた造語で、構造改革を推進する経済政策のことです。
安倍晋三元首相が打ち出した、デフレ脱却を掲げるアベノミクスと比較されることも多々あります。
2013年上半期には中国経済10大流行語にランクインしています。
具体的には、高成長していた中国経済を中長期的に持続させるため、安定的な成長を目指し、「景気刺激策を実施しない」、「過度な信用拡張の抑制」、「構造改革」の3本の柱を実行するというもので、金融リスクを抑えようとする政策のことを指します。
しかし、中国経済の成長が鈍化する中で、習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が改革優先から成長下支えを重視する方針に転換したため、李コノミクスへの期待は低下しました。
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