読み方 | チョウキキンリ・ちょうききんり |
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対義語 |
長期金利とは、取引期間が1年以上の資金を貸し借りする際の金利をいいます。
主な長期金利は、国債の利回りや1年以上の定期預金金利などで、個人向けの住宅ローンの金利や銀行等が企業へ融資する際の金利を決める目安にもなっています。
短期金利は日本銀行の金融政策などによって決まりますが、長期金利は主にマーケット(債券市場)の需給関係で決まるもので、物価の変動、短期金利の推移(金融政策)などの長期的な予想で変動します。
国債の買い手が少なくなれば価格は下落し利回りは上昇しますが、逆に買い手が増えれば価格は上昇して利回りは下落します。
景気が悪くなれば低くなり、景気が良くなれば高くなるという傾向にあります。
長期金利は市場参加者の中長期の経済成長や物価上昇への予測などを反映するため、経済の体温計ともいわれます。
長期金利の利率は各国の経済状況や格付けなどを考慮して、それぞれの国ごとに設定されています。
外国為替市場にとって、重要な相場である為替の値動きに影響を与えるのがこの長期金利です。
また、外国債を含む国債から得られる利益の1つである利息の計算にもこの長期金利が使われ、各国の長期金利は証券会社などのウェブサイトで確認することができます。
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