長期リファイナンス・オペとは、「Longer-term refinancing operation」のことで、LTRO、長期資金供給策とも呼ばれています。
ECB(欧州中央銀行)によって欧州債務問題の対応策の一つとして打ち出された金融政策で、ECBが民間の金融機関に対し、国債などを担保として資金を融資することです。
従来は融資期間が1カ月以上3カ月以下でしたが、リーマンショック以降はリスク回避の動きから市場での資金調達コストが急激に上昇したため、ECBはこの融資期間を2度長期化しました。
2009年6月以降には1年物 長期リファイナンス・オペが計4回、2011年12月と2012年3月には3年物 長期リファイナンス・オペが実施されています。
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