追加証拠金

読み方

ツイカショウコキン・ついかしょうこきん

同意語

追証マージンコール

追加証拠金とは、信用取引や先物・オプション取引、外国為替保証金(証拠金)取引、CFD取引(差金決済取引)などにおいて、口座の資金額がポジションを保有し続けるために必要な最低金額を下回っているために、追加しなければならない証拠金をいいます。
略して追証と呼ばれます。

例えば、信用取引の場合、委託証拠金から保有する銘柄の評価損を差し引いた額が売買代金の一定比率を維持しなければならない決まりとなっています。

追加証拠金が求められる損失水準や、追加で求められる証拠金の金額は業者によって異なります。

このような状況になった場合、投資家は追加証拠金を差し入れて保有し続けるか、反対売買で決済するか、などの選択を迫られます。

また、株式の先安感が強い時には追加証拠金回避の投げ売りが相場下落を加速させることもあります。

一般に追加証拠金は実現損の一時回避に過ぎず、相場が意図した方向に動かなければ評価損が膨らむ可能性もあり、さらに追加証拠金を差し入れる必要に迫られる場合もあります。

大きな損失を出さないためにもレバレッジを掛け過ぎないこと、ロスカットをしっかりと行うことがリスク管理において大切です。

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