生産者物価指数

読み方

セイサンシャブッカシスウ・せいさんしゃぶっかしすう

同意語

PPI卸売物価指数

生産者物価指数とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標です。
「PPI(Producer Price Index)」や、「卸売物価指数」とも呼ばれています。

生産者物価指数は、全調査対象の物価動向を示した「総合指数」のほか、製造段階別(原材料、中間財、最終財)、品目別、産業別などさまざまな分類があります。

世界各国で発表され、各国(地域)のインフレ動向を測る重要な経済指標として、消費者物価指数(CPI)とともにマーケットでも注目されています。

一般に消費者物価指数(CPI)が買い手側の価格を表すのに対して、生産者物価指数(PPI)は売り手側の価格を表します。

エネルギーや食料品の価格は季節要因の影響を受け易く(振れ幅が非常に大きく)、マーケットでは総合指数とコア指数の差が大きい場合、物価トレンドの把握は「コア指数」を重視する傾向があります。

米国では労働省が国内製造業者の約1万品目の販売価格を毎月調査・公表しており、インフレ率の判断材料に用いられます。

日本の企業物価指数は輸送費などを含んでいますが、生産者物価指数は出荷時点の価格が調査対象です。

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