ソブリンリスク

読み方

ソブリンリスク・そぶりんりすく

ソブリンリスク(Sovereign Risk)とは、国や地域に対する信用リスクをいいます。
ソブリンには国王や主権者という意味があります。

具体的には国債や政府機関債が格下げやデフォルトに陥る可能性のことを指し、国債などの需給悪化に影響し、長期金利が上昇して投資や消費が減退する場合が多く、経済全体に悪影響の連鎖を生んでしまいます。

国家が投資や融資などを行っている場合に経済に影響が出ると想定されるとソブリンリスクが高まり、その結果、金融市場における国際的な信用低下を引き起こします。

2009年にはギリシャのソブリンリスクが高まりユーロ危機と呼ばれるまでになりましたが、これにより通貨の価値が不安定になったことから、経済だけでなく為替にも大きな影響を与えました。

国債の発行元である国の信用リスクを表す格付けをソブリン格付けと呼びます。

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