金融政策

読み方

キンユウセイサク・きんゆうせいさく

同意語

経済政策

金融政策とは、国家の経済の安定や成長のために、中央銀行が通貨の流通や金融の調整する政策をいいます。

日本の場合は、日本の中央銀行に当たる日本銀行が行う政策となります。

金融政策は財政政策とともに、経済政策における大きな役割を持っています。

具体的には、公開市場操作(オペレーション)などの手段を用いて、長短金利の誘導や、資産の買入れ等を行っています。

過度なインフレーションやデフレーションが起こらないよう金融緩和や金融引き締めを行い、世の中に出回る自国の通貨の量を調節して物価や通貨の価値を安定させています。

金融政策運営の基本方針は、日本銀行政策委員会の「金融政策決定会合」とよばれる会合で決定されます。

金融政策決定会合は月に1~2回、1日から2日にかけて金融政策を集中的に審議し、決定します。

通貨の価値が左右されるために為替レートも変動し、会合の内容によって相場が大きく動くことがあるため、金融政策の動向は投資家にとって重要な指標とされています。

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