ADP雇用統計とは、アメリカの給与計算代行サービス大手のオートマティック・データ・プロセッシング（Automatic Data Processing）社によって、毎月第一週の水曜日に発表される独自調査レポートです。
2006年から公表されはじめた比較的新しい雇用統計です。

ADP雇用者数とも呼ばれ、米労働省が毎月発表する雇用統計の2日前に発表されるため、非農業部門雇用者数の先行指標として注目されています。

しかしながら、ADP雇用統計と米国雇用統計は常に同じような結果が出ているとは言い切れないので、ADP雇用統計の結果を過信しすぎるのは注意が必要です。

ADP雇用統計もFX市場に多大な影響を及ぼすアメリカの代表的な経済指標の一つとなっているため、外国為替市場では発表直後にドルが大きく動くことがあります。

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