読み方 | ベイコクヨタクショウケン・べいこくよたくしょうけん |
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同意語 |
米国預託証券とは「American Depositary Receipt」のことで、ADRとも呼ばれています。
米国の投資家が米国以外の外国企業に自国通貨(ドル建て)で投資できるように作られたシステムで、
これにより、通常の米国株式と同じように米国市場で売買できるようになりました。
米国預託証券は、現地企業の株式の裏付けがある(Sponsored)か、裏付けがない(Unsponsored)かで大別されます。
裏付けがない米国預託証券は、企業の意思とは無関係に米国証券会社と米国預託銀行が主体となって設定したものですが、1983年以降は開示が必要となりました。
裏付けがある米国預託証券は、外国企業が主体となって、米国預託銀行と預託契約を結ぶことで設定され、資本調達の有無と開示の義務により、レベル1、レベル2、レベル3に分けられています。
米国預託証券を利用すれば、現地国の証券会社にそれぞれ口座を開設する必要はなく、日本から米国市場を通じて世界中の優良銘柄へ投資することができますが、取扱銘柄数は限定されます。
また、空売りやオプション取引はできず、現物取引のみとなり、取引度に売買手数料が課せられます。
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