アセットアプローチ

読み方

アセットアプローチ・あせっとあぷろーち

アセット・アプローチとは、資産、財産を意味するアセット(asset)に由来し、為替相場決定理論の1つで、各国の金融資産の需給から為替相場を分析する手法を指します。

金融資産の組合せのことをポートフォリオと呼ぶことから、ポートフォリオ・アプローチとも呼ばれています。

その対象としては、FXだけでなく、株式(日本株、外国株)、債券(円債、外債)、コモディティ(金、プラチナ、原油、銅他)、不動産(REIT)、短期金融商品、ヘッジファンド、プライベートエクイティ、デリバティブ(先物、オプション他)など、様々なものがあります。

FXにおける為替レートの変動には各国家の金利事情や経済情勢などが影響しますが、それに加えてドル建ての株券、円建ての債券など外貨建ての金融資産の受給変化も関わっています。

例えば、日経平均が低くなりダウ平均が高くなると、円建ての金融商品の売りが進み、ドル建ての金融商品の買いが進んだと考えられます。その結果、国内市場の活性化による自国通貨の需要増加を見込めます。

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