委託介入

読み方

イタクカイニュウ・いたくかいにゅう

委託介入とは、当該国の通貨当局が他国の通貨当局に対して為替介入の実施を委託することを指し、為替介入とは、 外国為替相場の急激な変動を抑え、その安定化を目的に通貨当局が外国為替の売買を行うことを言います。

日本では、財務大臣が円相場の安定を保つために用いる手段として行っており、日本銀行は財務大臣の代理人として 為替介入を施行しています。

現在、日本政府、日銀が為替介入をする主な委託先は、欧州市場でECB(European Central Bank/欧州中央銀行)、ロンドン市場ではBOE(Bank of England/英国中央銀行)、ニューヨーク市場では FED(Federal Reserve Bank/米連邦準備銀行)などです。

市場介入には、委託介入のほかに単独介入と協調介入があります。

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