読み方 | オンミツカイニュウ・おんみつかいにゅう |
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同意語 |
隠密介入とは、外国為替市場で政府や中央銀行などの通貨当局が為替介入を行うのを公表せず、秘密裏に行うことをさします。
隠密介入や覆面介入というのは正式な用語ではなく、マーケット関係者が一般的に使用している俗語です。
隠密介入は外国為替市場を操作し、為替や経済情勢を安定させる目的で実施されます。
日本では財務省、日本銀行が行います。
通貨当局が隠密介入をした可能性があると推測した投資家は金融商品の売買に慎重になるため、為替市場が安定する効果があります。
実際の為替介入の規模や金額は、財務省が発表する毎月月末、または四半期毎の日ベースの「外国為替平衡操作の実施状況」から知ることができます。
通貨当局が公表して介入する大規模介入は世界経済情勢に大きな影響を与えるため、国際社会からは否定的な見方をされることもありますが、適正な規模の隠密介入は経済安定につながると考えられています。
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