通貨当局

読み方

ツウカトウキョク・つうかとうきょく

通貨当局とは、各国の金融・財政・経済を担当する政府機関や中央銀行などをいいます。
日本では財務省、金融庁、日本銀行が通貨当局に当たります。

財務省と日銀では、それぞれ担当する政策が異なり、財務省は為替政策の決定や為替介入を行い、日本銀行は金融政策を行います。
具体的には金利を操作して市場へのお金の供給量を増減させる役割を担っています。

相場の乱高下を防ぐために市場に介入することをインターベンションといい、市場介入の資金は、外国為替資金特別会計で賄います。

各国により、金融政策と為替政策の担当が異なる場合があります。

国際間の為替取引の基軸である米ドルの場合、金融政策はFRB(連邦制度理事会)が担当しますが、為替政策(通貨政策)においては財務省が介入し、外国為替制度の運営が主な仕事です。

FX取引において米ドルは、すべての取引に影響を与えると言っても過言ではないため、米国の為替相場を担当する米財務省の政策にも注意が必要です。

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