ユーロカレンシー

読み方

ユーロカレンシー・ゆーろかれんしー

同意語

ユーロマネー

ユーロカレンシーとは、ユーロマネーとも呼ばれ、通貨の発行国外でのその通貨の取引市場のことをいいます。

その通貨の母国以外の銀行に預けられた外貨預金の総称で、通貨発行国のオフショア市場も含まれます。

一般に通貨の発行国以外でのその通貨の取引市場を「ユーロマーケット」といい、これらの市場で取引される米ドルを「ユーロダラー」、ユーロを「ユーロユーロ」、日本円を「ユーロ円」、英ポンドを「ユーロポンド」などと呼び、その中でユーロカレンシーの代表はユーロダラーです。

欧州単一通貨のユーロとは関係なく、ユーロ市場がヨーロッパで始まったためについた名称で、当初西ヨーロッパ諸国で運用されていた外国通貨をこう呼んだ名残のため、現在は必ずしも欧州とは限りません。

ユーロダラーの起源は、1950年代後半から始まる米ソ冷戦時代に行われたアメリカ国内におけるドル資産の凍結を防ぐために、当時のソ連や東欧の銀行がヨーロッパの銀行等に預け替えたことだといわれています。

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