順張り

読み方

ジュンバリ・じゅんばり

対義語

逆張り

順張りとは、投資手法のひとつで、マーケット(相場)のトレンド(流れ)に乗って取引を行うことをいいます。

具体的には、FXや株式取引の特定の銘柄が多くの買いが集まって上昇トレンドにあるときに買い、逆に下降トレンドのときに売るというやり方です。

一般的には、株価チャートなどのテクニカル分析を利用して、株価が上昇していくトレンドを確認しながら買いを入れます。

上昇トレンドは基本的に下落しにくいのですが、一部の投資家の利益確定売りなどで一時的に下落することがあります。
そのときを狙って取引をすることで、リスクの少ない取引が可能となるのです。

順張りの反対は逆張りと呼ばれ、トレンドの流れに逆らって売買をするというもので、一般に短期売買では順張り、中長期投資では逆張りが適していると言われています。

一般的に順張りは投資初心者に向いている取引方法であるといわれていますが、いつが上昇トレンドの初期段階で、その上昇トレンドがどの程度続くのかを正確に予測することは、非常に困難です。

そして下落している理由によっては、上昇トレンドから下落トレンドに切り替わっている可能性もありますので、よく調べたうえで順張りをする必要があります。

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