広がりとは、証券や通貨ペアの外貨を取引する際に買値と売値が別々に設定されており、この金利差や価格差のことを指します。
通常はスプレッドと呼ばれています。

広がりはFX取引をする際の実質的なコストとなっていて、売買のたびに広がりによる差額が生じます。

FXに限らず、外貨を取引する際には、買値と売値の価格が別々に設定されています。

たとえば海外旅行に行くために両替をして、帰国時に外貨を日本円に戻す場合なども、同じように買値と売値が違います。

売値（Bid）と買値（Ask）の価格差が小さいことを「狭い」、価格差が大きいことを「広い」と表現します。
広がりはFX提供会社によって異なり、外国為替市場のレートを基に、各FX提供会社が決めています。

単体で見るとあまり差がないように見えますが、取引金額が大きくなるとそれに応じて広がりによるコストも大きくなってきますので、証券会社、FX会社を選ぶ際の指標のひとつとなっています。

FXでは多数の通貨ペアの中から取引する組み合わせを選べますが、通貨ペアによっても広がりは異なります。

一般的には、取引量の多い「米ドル/円」などの通貨ペアは広がりが小さくなる傾向があります。

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