手詰まり

読み方

テヅマリ・てづまり

手詰まりとは、相場に変化をもたらす材料が特に無く、相場の基調がさほど変わらないことを指します。

囲碁や将棋で指す手がなくなってしまうことを手詰まりといい、そこから転じて株式市場でも売買する銘柄がなくなる状態を手詰まりと呼ぶようになりました。

手詰まりという言葉は個別の通貨についてではなく、相場全体の空気感を指し、「手詰まり感がある」といった使い方をされるのが一般的です。

手詰まりが解消されるときには、相場が上下いずれかに大きく動きだす「もちあい放れ」が起こるケースも多くあります。

為替相場や株式市場に影響を与える材料は、物価指数や雇用統計などの経済指標、金融政策、政治の動向などがあります。

こうした材料の変動が乏しかったり、新たに発表されても期待されたほどの結果でなかったりすると市場の空気は停滞し、売買が控えられて価格は調整局面に入ります。

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