TFPとは、「Total Factor Productivity」の略称で、「全要素生産性」のことです。
生産性を算出し示す指標の一つで、実際には生産性そのものではなく、生産性の伸び率として捉えられることが多くあります。

生産性指標は大きく、「資本生産性」「労働生産性」「全要素生産性」に分けられます。

資本生産性は機械設備の資本、労働生産性は労働力を、それぞれの生産要素の増加による生産量の伸び率を表しています。
それに対し、全要素生産性は技術進歩や生産の効率化などを含み数値化するのが難しいため、全体の算出の変化率から資本と労働を引いた差として計測されます。

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