電信売相場とは、円を外貨に交換するときのレートのことです。
「Telegraphic Transfer Selling rate」の略称であるTTSとも呼ばれています。
円貨と外貨を交換する相場には、TTSレートとTTBレートの2つの相場があります。
TTSは金融機関が顧客へ外貨を販売する時のレートで、外貨預金やトラベラーズチェック、外貨送金で円を外貨に交換するとき、TTSのレートに価格を左右されます。
銀行は9時55分のインターバンク市場の為替レートを参考に、その日に顧客と行う外国為替取引の基準レートを決めています。
これがTTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)と呼ばれる仲値で、TTSとTTBの平均値です。
1990年までTTSとTTBはすべての銀行が同じレートを使用していましたが、現在は各銀行が独自に決めており、銀行のホームページなどで確認できます。
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