０承認（ゼロコンファメーション）とは、仮想通貨取引でトランザクションがまだどのブロックにも属していない状態を言います。

通常の取引ではトランザクションがブロックチェーン上に記載され、承認されることで取引が完了しますが、記載されていなくても取引を成立させることは可能です。
承認を得ることなく取引を完了させることを0承認トランザクションといいます。

仮想通貨の取引はブロックに載ることで承認されるため、0承認の状態では取引は承認されておらず、完了していません。
取引が完了していないため、受け取り側Aが支払い側Bから仮想通貨を受け取れていない状況です。

もし、この状態でBが新たな受取人Cに仮想通貨を送信し、BC間の取引がAB間の取引よりも先に承認されてしまうと、Cが仮想通貨を受け取ることになります。
Aが受け取るはずだった仮想通貨は二重払いということになり、承認されることはありません。

このような二重支払いのリスクを低くするためにも、0承認の入金コインは承認を得てから信用するのが良いと言われています。

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